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機能性低血糖

機能性低血糖とは?

低血糖とは、血液中の糖の値が低下し、さまざまな症状が出現する病態です。

通常は糖尿病治療において、もしくは膵臓腫瘍(インスリノーマ)などの特殊な環境で起こるものとされてきました。しかし最近の研究で、日常生活でも同様の症状が出現し、さまざまな症状の原因となっていることがわかってきました。

 

機能性低血糖症の症状は?

血糖値が大きく変化することで、それらをコントロールしているホルモンバランスが崩れさまざまな症状が出現します。特にこれらのホルモンは自律神経をもコントロールしているものなので、これらの乱れが自律神経の乱れを引き起こします。

したがって中にはこれらの状態を更年期障害や神経症、うつ病などと誤診され薬を処方されている方もおられます。

 

下の表がよく言われる症状の一部です。

当てはまるものをチェックしてみてください。

 

夕方にひどく疲れる  
朝起きた時にやる気が出ない  
昼食後に眠たくなる  
集中力がなくなった  
ふらつくことがある  
立ちくらみをよくする  
目がかすむことがある  
気を失いそうになる  
疲れた時に甘い物が欲しくなる  
頭痛がよく起こる  
手足が冷える  
よく肩が凝る  
便秘や下痢を繰り返す  
顔が火照る  
動悸がする  
イライラする  
暑くないのに汗をよくかく  
寝付きが悪い  
夜中に目覚める  
些細なことが気になる  

 

機能性低血糖の診断のために

機能性低血糖を診断するためには、糖負荷試験が必要です。

通常は糖尿病を診断するために2時間かけて行われる検査ですが、機能性低血糖は食後4時間後くらいに発症することが多いので、5時間かけて行います。

 

5時間糖負荷検査とは

血糖値は、ある一定の範囲に安定するようにアドレナリンやコルチコイドというホルモンが常に微調整してくれています。しかし食事などで糖を体内に取り入れると、30分以内に血糖値が急上昇しはじめます。その後、血糖値が上がりすぎないように膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を元の状態まで戻してくれます。ところがその変動が大きすぎるとアドレナリンやコルチコイドの調整を乱し、これらのホルモンは本来自律神経をコントロールしているものなので自律神経をも乱してしまうことになります。

 

図1.png

また当院では、5時間糖負荷検査とは別に持続血糖測定器を用いた低血糖症の診断も行っております。

 

 

機能性低血糖症の治療

機能性低血糖には、いくつかのパターン(型)があり、それによって原因も異なり、治療も異なります。

診断の結果、ご説明します。