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◇がん免疫療法

がん免疫療法

がんに対する免疫療法とは

がん細胞を攻撃し消滅させるナチュラルキラー(NK)細胞やT細胞、これら元々体に備わっている免疫システムを強化する治療ががん免疫療法です。

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現在がんに対する治療としては、手術、抗がん剤治療、放射線治療が標準治療と言われています。しかし手術には根治したつもりでも再発の可能性が残りますし、放射線治療、抗がん剤治療においてはその副作用の多さから決して良好な結果は得られていません。がん免疫療法はその優れた治療効果と副作用が極めて少ないことで急速に広まりつつあり、第4の標準治療と言われています。

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免疫細胞は血流に乗って全身をめぐり、血管の外まで出て行くことができるので、自らがん細胞を見つけ出し攻撃してくれます。したがってがんの原発巣だけでなく、全身転移への対応も可能です。さらに一旦がんのマーカーを覚えこませると免疫システムに元々備わっている記憶(メモリー)という機能があるためその再発の防止にも効果があります。したがってがんに対しては、積極的な治療の時期から遠隔転移した末期まで、もしくはその再発予防にも効果がありどの段階においても有用です。また既存の標準治療を行っている最中でも併用可能です。(注:免疫療法が既存の標準治療より優っているという訳ではありません)

 

当院の免疫療法は・・・

免疫療法にはいくつか種類がありますが、当院では活性NK細胞療法新樹状細胞ワクチン療法を併せたハイブリッド療法を行っております。また当院の樹状細胞ワクチン療法は従来のものではなく、患者さんへの体力的な負担が少なく、治療効果もより高いABeVax®という方法で行っております。

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AbeVax®(新樹状細胞ワクチン療法)とは

従来の免疫療法と比較して、患者さんの負担を少なくしながらも、より高い効果を引き出すように開発された免疫療法です。

 ①免疫細胞の採取が、末梢血採血で可能になりました。

従来の免疫療法は、細胞を採取する時にその必要な血球だけを選択するために数時間を要する血しょう分離という方法が必要でした。しかし新樹状細胞ワクチン療法ABeVax®では、通常の血液検査のように採血を行うだけで十分な細胞の採取が可能で、患者さんの負担はかなり少なくなりました。したがって医療機関に来れない方でも、ご自宅や施設でも可能になりました。

 ②血液採取が、僅か25mlで可能になりました。

樹状細胞の元になる単球を培養する特許技術で、僅か25mlという少量の血液から、従来の方法以上の樹状細胞数を得ることが可能になりました

▼新樹状細胞ワクチン療法ABeVax®

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▼従来の免疫療法

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 ③がんマーカーペプチドを樹状細胞に取り込ませることに成功しました。

樹状細胞がT細胞にがん抗原を提示させるためにがん固有のマーカーが必要になります。従来の樹状細胞療法ではマーカーを樹状細胞に人工的に結合させていましたが、ABeVax®ではこれを樹状細胞内に取り込ませることで、キラーT細胞だけではなく、それを支援するヘルパーT細胞へも抗原提示されより強力な免疫療法が可能になりました。

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*なお、がんマーカー抗原としてご自身のがん細胞を使用することもできます。より効果的な方法ですが、治療前にご自身のがん組織を用意する必要があります。つまり組織生検や手術で切除した組織が必要になります。ご検討の方はこれらの前に準備が必要です。ご相談ください。

 

 

AbeVax®(新樹状細胞ワクチン療法)の方法

細胞採取のための採血を行い、それをセンターで培養し約2週間後に患者さんに返すというというのが一連の流れです。これを通常5~6クール行うのが一般的です。

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クリニックに来ていただくのは、1回の治療で採血時と投与時の2回のみです。またいずれの滞在時間も30分程度です。したがって場合によってはご自宅でもしくはご施設でも受けていただけます。

 

AbeVax®(新樹状細胞ワクチン療法)の効果

 治療例やデータはついては、アベ腫瘍内科クリニックホームページ(http://acctokyo.com/)を参照して下さい。

 

料金について

料金については料金表を参照してください。

 

<謝辞>

今回、この新樹状細胞ワクチン療法ABeVax®による個別化免疫療法を研究開発され、我々にその原理、実手技などをご教授いただきました「医療法人社団博心厚生会 アベ・腫瘍内科・クリニック」 理事長 阿部博幸先生に深く感謝を申し上げます。