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不眠症

「夜にしっかり眠ること」これは大変重要なことです。このことはご自身でも日常生活の中でよく認識されているところでしょう。睡眠不足になると、疲労が蓄積し翌日の生活に支障をきたすことは誰しもが経験することです。

 

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しかし問題はそれだけではありません。
睡眠中には、自律神経の中の抑制型である副交感神経系が優位になります。そして早朝には目が覚めてすぐに活動できるように攻撃型である交感神経系へスイッチしていきます。このように睡眠をきっかけに、1日の自律神経のバランス調整をしているのです。これが乱れると日中に様々な自律神経症状(動悸、めまい、ふらつき、発汗、冷感、疲労感など)が出現し、さらには生命を脅かすような不整脈を生じることもあります。
当院ではこの自律神経活動を心拍変動で診断し、睡眠障害の治療に役立てています。


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また自律神経と同様に日常生活に欠かせない重要なホルモンの分泌スイッチが睡眠によってオンになります。成長ホルモンは夜に分泌され、副腎皮質ホルモン(コルチゾル)は朝方に分泌のピークを迎えます。成長ホルモンは小児においては体の成長を、成人においては筋肉増強などアンチエージングに効果があります。またコルチゾルは抗ストレスホルモンとも呼ばれ、精神活動をコントロールしたり、血糖値や免疫を調節する機能を併せ持っています。つまり睡眠障害が体内に及ぼす影響は非常に大きく、生命に関わる事象も生じることがあるのです。
したがって不眠が続く場合は、睡眠薬を使用することは決して悪いことではありません。最近の睡眠薬の中には、従来のものとは異なる作用機序をもつものや睡眠の質を上げるものもあります。睡眠薬をうまく利用し、良眠のきっかけを作ることは大切です。
ただし薬物への依存をできるだけ少なくし、使用量と頻度を減らすような工夫は必要です。もともと睡眠には、メラトニンという脳の中のアミノ酸が深く関わっており、このアミノ酸であるメラトニンをオ-モレキュラー栄養療法で増やすことで睡眠薬から離脱できるようになります。良い栄養で良い眠りを得ようというのが私たちの提案です。


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